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Channel: 不登校☆苦戦中☆第二幕
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・リーキーガットと食事(´・Д・)」酵素活性を高める食べ方・

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今日は、炭水化物を例に酵素活性を高める食べ方や個体差に合わせた食べ方について考えてみました。

【炭水化物】はエネルギーの源です。

ただし【ご飯(デンプン)】のままではエネルギーや身体の構成成分にはならないのです。

【ご飯(デンプン)】が分解されて細かい分子にならないと使えないのです。

【炭水化物の働き】
・エネルギー源
・体組織の構成成分

人の身体は約37度の温度のもとで多くの複雑な反応が営まれています。

(´・Д・)」じゃ【約37度】のもとであれば【ご飯(デンプン)】は、分解されるのかというとそうではないのです。

ご飯(デンプン)をビーカーに入れて37℃のもとで放置しても変化しないのです。

ご飯(デンプン)に【唾液】を加えると、麦芽糖に分解されるのです。


ただし!【唾液】は【熱に弱い】ため、ご飯(デンプン)に【加熱した唾液】を加えた場合は、麦芽糖には分解されないのです。

この【唾液】の秘密は何なのか?

唾液には【デンプンを麦芽糖】にまで分解する作用のある【α-アミラーゼ】という酵素が含まれているのです。

だから【ご飯(デンプン)】を分解出来るのです。

アミラーゼは【デンプン】を分解出来るが、タンパク質や脂質を分解することは出来ません。

酵素が作用する物質(基質)は、厳密な【特異性】があるのです。

しかし物質(基質)の構造が少し変わっただけで結合出来なくなるそうです。

(´・Д・)」この様に【酵素と物質(基質)が結合出来なくなる要因】の一つに【特異性】があります。

炭水化物は、炭水化物分解酵素が決まっています。

タンパク質は、タンパク質分解酵素じゃなきゃ分解出来ません。

脂質も、脂質を分解出来る酵素じゃなきゃ分解出来ないのです。

では、酵素が結合出来なくなるとは【特異性】以外に何があるのか?

別の言い方をすれば【酵素と物質(基質)が結合出来なくなる】のはどうゆう時なのか?

まず2つ目は【温度】です。

酵素反応速度は、【1℃変化】すると、その反応速度は【約10%変化】すると言われています。

酵素が存在している環境の温度が10℃上昇するごとに、【反応速度は2倍ずつ早くなる】そうです。

しかし、ある温度を超えてしまうと逆に反応速度が低下してしまうのです。

それは【酵素】が【タンパク質】だからです。

タンパク質は(約50~60度)を超えると、酵素としての触媒活性を失うのです。

あと3つ目の【酵素と物質(基質)が結合出来なくなる】要因は【pHバランス】です。

酵素の反応は【pH】によっても活性が変化します。

pHが変化するとタンパク質の立体構造か変わるからです。

pHが変化するとタンパク質の立体構造が変化して、物質(基質)と結合出来なくなり、活性の低下を招きます。

例えば【胃酸不足】、、、、。
【胃酸不足】→胃内のpH3~4に上昇(最適はpH1~2)→タンパク質分解酵素ペプシン活性が低下→食べた肉類の消化が出来ない→胃が重苦しくなる

(´・Д・)」現代人の3割前後が胃酸のpHが2~3と高い(胃酸不足)だそうです。

これは、アルカリに片寄っていることを表します。


このような【胃酸不足】の場合は、、、、、。
・【クエン酸溶液】を飲んで胃内のpHを最適なpHに近づける。
・ペプシンの消化活性が強くなり消化がスムーズになる。

その他【胃酸低下】を助ける栄養素やミネラルは、これ!
・(ミネラル)・・・鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅
・(ビタミン)・・・葉酸、B12、B6、A、E、B1、B2、B3など。

【胃酸不足が関係する疾患】
・糖尿病
・甲状腺機能異常
・小児喘息
・湿疹
・胆のう炎
・リウマチ性関節炎
・副腎疲労
・慢性肝炎
・腸の疾患

(´・Д・)」胃酸の分泌が十分であれば、細菌を攻撃したり消化器系の感染症も抑えられるのです。

そして【胃酸過多】の場合は、、、、、、。
・【胃酸過多】→胃内のpHが低くなり過ぎる→ペプシン活性が十分に発現されない
・【炭酸水素ナトリウム水溶液】を飲んでpHを上げればよい。

(´・Д・)」酵素活性の特性を簡単にまとめると。

【酵素の3つの特性】
・(1)酵素と物質(基質)には特異性がある
・(2)酵素反応速度はは、温度によって変化する
・(3)酵素反応は、pHによって活性が変化する

(´・Д・)」酵素活性が低下すると【エネルギー】の産生も低下します。

(1)【物質には、物質ごとの酵素がある。】

このことから、単品を食べるのではなくバランス良く食べる事が大切だとわかります。


【温度が1℃変化するごとに酵素反応速度は約10%変化する。】

だから変温動物は、冬場は動けなくなって冬眠するんですね~
体温が低いと、酵素反応速度が低下してエネルギーも低下してしまうのですね。

(2)【酵素はpHによって活性が変化する】

身体は、ストレスによっても酸化します。
肉類過多や感染症なども酸化の原因となります。
pHが崩れると、酵素活性が低下してエネルギーの産生も低下します。

このように、バランスよく食べることは【様々な酵素】を摂取することにも繋がります。

(3)【タンパク質、炭水化物、脂質】を分解する酵素はそれぞれ違うのです。

あと【温度】を上げると酵素反応速度が高まります。
【一汁三菜】の暖かい【一汁】が代謝を助けるのです。

あと【pHバランス】については、やはりリラックスしながら食べることに限ります。

そして美しい盛り付けが【唾液】の分泌を促します。

(´・Д・)」このように【一汁三菜】は奥深いのです。

あと重要なことは【個体差に合った食べ方】です。

体調って感情と一緒で変化するんです。

感情によってpHバランスも胃酸の分泌量も変化するんです。

とにかく、偏ることなくバランス良くです。

そして食べ過ぎないことが、リスクを分散出来る食べ方だと思います。

【バランスよく食べる】ことが、様々な体調変化に対応出来る基本スタイルだと思います。

しかも一度に【食べ過ぎない!】ことです。

投資も同じですが、一度に多額を投資するとリスクも高くなります。

食べ方は、投資手法と当てはまります。

(´・Д・)」投資信託には【株】だけに投資するものや【債券】だけに投資するものもあれば【バランス型】といって、動きの違う資産を組み合わせたものがあるのです。

一つの資産に集中投資する程、上下の振れ幅が大きくなります。
ハイリスク、ハイリターンです。

例えば、ここ最近は【原油価格】をはじめ、資源価格が大きく値下がりしており、軒並み株や為替が値下がりしています。

今売られているのは、株、REIT、格付けの低い債券などがリスク回避等で軒並み売られています。

その資金が、安全資産である格付けの高い債券に流れています。

例えば、先進国通貨が下がっている時に、新興国通貨が上昇する時代もありました。

このように片一方の資産が値下がりしている時に、別の資産が上がっていたりするんです。

長期投資において、あらゆる相場環境に対応出来るのがバランス型なんです。

このように食事も投資も【変化】する身体や投資環境を、予測することはできません。

リスクは避けられませんが【低減】出来るのです。

(´・Д・)」では、リスクを恐れて何も投資せずに【現金】のまま、【食べない】ことは、リターンも得られないのです。

リスクの無いものは、この世の中には存在しません。

反対に、リスクだけのものも存在しません。

リスクはある程度とらないと、リターンは得られないのです。

やはり【銘柄分散】や【銘柄選別】などを行わねばなりません。

【食事】の場合も【バランスよく食べる】ことや【食材選びを吟味する】ことがリスクを低減出来る方法なのです。

そして【時間分散】なのです!

食べる量も一度に【過食】よりは、時間分散です。

(´・Д・)」投資と一緒です。

消化酵素に優しい食べ方が重要だと思います。

あと【個体差】によって食べ方が違ってきます。

人によっては、一般的な【健康的な食べ方】が当てはまらない場合があるのです。

血糖値に問題があったり、腎機能や肝機能が低下していたり、腸内環境が悪化している場合、食べ方がそれぞれに違ってきます。

一般的に健康だと言われている食材が悪影響を及ぼす場合があります。

腸内環境や消化器官など、感染症などによって問題を抱えていると、代謝が困難になります。

青汁飲んで、緑の便が出たりしますから。

(´・Д・)」緑の便ですから!驚きですよ。

『腸内環境の改善の為に食物繊維を摂りましょう~』ってのが一般的な指導ですが!

これは健康な人の予防には良い指導だと思います。

既に感染症やリーキーガットなどに侵されている場合は、食物繊維が未消化のまま残り悪循環となります。

食物繊維が負担となるのです。

リーキーガットに【食物繊維】や【プロテイン】は【負担】です。

完全に除外する必要はないと思いますが、食べる量によっては負担となるのです。

あと当たり前ですが【身体は繋がっている】のです。

【潰瘍性大腸炎】という難病は、合併症として肝臓や腎臓の機能障害を起こすことは一般的に知られています。

疾患の名前は違えど【リッキーガット】も腸の感染症という意味では同じことです。

合併症として肝臓や腎臓の機能障害は、十分に考慮しながら過ごさねばなりません。

出来る限り【感染症】を起こしている場合は、肝臓や腎臓の負担を軽くする食事メニューにする必要があるのです。

だから【リッキーガット】の患者に【肉を沢山食べましょう~】とか【繊維質を積極的に摂取しましょう~】などと指導するのは、少し疑問を感じます。

私は、息子の感染症の症状が酷い頃によくアメリカ在住の自閉症のコーチングをされている方に相談していたのです。

その方は、いつも【点滴キレーション】はリスクが高いからやめときなさいと私に何度も言っていました。

(当時、私は点滴キレーションをすれば息子が元気になると単純に考えていたからです、、、。)

そして、まず治療の第一歩は【肝臓】を綺麗にすることだとも口を酸っぱくする程おっしゃっていました。

『肝臓には気を付けなさい!まず治療の第一歩は肝臓を綺麗にすることよ』と何度もおっしゃられていました。

だから、よく液体のミルクシスルを息子に飲ませていたりもしました。

自閉症患者は【リーキーガット】や【感染症】を起こしていることが多く、合併症として【肝機能が低下】していることを私に教えたかったのだと、最近理解できました。

腸や消化器官に【感染症】が見つかった場合は、酷くなると肝臓や腎臓も弱くなることがあるそうです。

私は、息子がリーキーガットだと分かった後は【食物繊維】を抑えていました。

【プロテイン】も消化に負担がかかりますので、タンパク質の過剰摂取にも気を配った食事をしていました。

あと腎機能低下には【乾物】が悪影響なんです。

(´・Д・)」このように一般的に言われている【健康情報】が当てはまらなくなります!

だから【健康な人向けに】の食事療法とは分けて考えなくてはいけないのです。

【リーキーガット】の人に対して【食物繊維を積極的に摂取しましょう】という説明は、私は疑問符です。

あとアミノ酸には、精神を興奮させるアミノ酸と抑制するアミノ酸があるんです。

脳関門を通過することが出来る芳香族アミノ酸と分岐鎖アミノ酸が、バランスを保ちながら精神に影響を与えているのです。

息子の【炎症】が酷い頃は、食べ物によって精神症状が不安定になったり落ち着いたりするのがはっきり分かったのです。

薬やサプリメントだけじゃないんです!
食事メニューによって精神症状が変化するのです。

例えば炎症が酷い頃に【ニンニク】などを食べさせた後の精神症状が特に顕著でした。

私は【ニンニク】を食べた後の様子や、食べさせた日と、食べさせない日の様子を日記に付けたりしていました。

【食べ物だからどれだけ食べても安全】って訳じゃないんです。

炎症が酷い時は、サプリメントだけでなく食事にも気を付けなければなりません。

あと【乳酸菌】や発酵食材や酵母に関する食事も、吟味もしくは感染症の時は、発酵食材や酵母などは控えていました。

乳酸菌や発酵食材、酵母などを摂取することが【健康】だと一般的には言われています。

しかし人によっては【不健康】となります。

この世の中のものは全て【リスクとリターンが隣り合わせ】なんです。

【健康】なものも、人によっては【不健康】になるんです。

乳酸菌一つとっても【ペプチド】検査で陽性だった人は【乳製品から乳酸菌を摂取】することを考え直さねばなりません。

【栄養指導】って【健康な人向けの予防】が殆どです。

勿論、基本的なことは知ってた方がいいと思いますが、、、、、、。

疾患に合わせた指導が必要だと思います。

人間の身体は、一つのマニュアルでは通用しないのです。

(´・Д・)」この様に、体調は日々変化しますし不調の原因を特定出来ない人は【食べ方】も分からないはずです。

世の中【不調の原因】を特定出来ない方が殆どだと思います。

重要なのは【何を食べたらいいか】よりは【何を食べちゃいけないか】です。

そうゆう場合は【片寄った食事】がリスクを高めてしまいます。

もし【リーキーガット】だったとします。

【毎日焼肉】などを知らずに食べてたとしたら、リスクが高くなってしまいます。

しかし、バランスよく少しずつ食べていれば腸への負担は分散されるんです。

だから、予測できないあらゆる体調に対応出来る食べ方が【一汁三菜】でもあると私は思います。

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