まぁ聞いて下さい。
(T ^ T)話し相手がいないんですぅ～
私は、ある程度キャリアがあるので一通りの仕事は出来ます。
しかし今の会社に来て3ヶ月程なので下っ端です。
態度のデカイ下っ端です。
先週、この会社では大ボス的存在の女性から、第三者経由でランチに誘われたのです。
大ボスの弟子のような存在の女性から『あの期待の新人を今度ランチに誘っておいてと頼まれたのだが、あなたランチのご予定ある？』と話がありました。
仕事で絡みがない大先輩からのお誘いでしたので『はい！いつでも空いておりますっ！用事があったとしても空けちゃいますから！』と弟子に伝えたのです。
その大ボスは、和田アキ子的な存在です。
運動部を作っていて、その部長をしています。
詳しくは【運動クラブと飲み会】と言うバリューセットの集まりを、週に2回程されています。
週に2回も40人近くの人間が、このイベントに参加するのですから、、、、、よっぽど強靭な精神を持っていなければ人々を従わせるなんて出来ません！
私は、誰かかから教えて貰った訳でもなく、この会社に来て早々、空気感で大ボスの存在感を察知したんです。
(´･Д･)」鼻が効くんです！
大ボスOLは、歩き方からして柔道家のようなんです。
脇を拳大開いて歩くんです。
歩き方が強いんです。
後ろ姿に隙がないんです。
飲み会の席でも、みんなが大ボスを崇めて話すのです。
私は、最初から降参です。
白旗です。
敵対心なんて見せちゃいけません。
こうゆう女性にランチに誘われたのです。
(^◇^;)超、下っ端の私がねっ！
そしてランチの場では、盛り上げる為に必死です。
大ボスと弟子を楽しませるように、沢山話しをしました。
道を歩く時も私はホテルマンのように、お二人の右斜め前を肩越しに少し振り返りながら、会話をしながら歩いていました。
(´･Д･)」完全に接待です。
私は、肩越しに振り返りながら歩いていたのです。
そしたら、弟子の女性が急に大声で、、、、、。
『危な～い!!』って叫んだのです。
なっ何と！
私は前を見ずに感覚で歩いていたので、エスカレーターの降り口に進入してしまったのです。
( ；´Д｀)『ありゃ～逆じゃんか～あっぶねぇ～』
弟子は『怪我しなくて良かったわぁねぇ～ん』みたいな感じの反応でした。
大ボスは『コイツおもしれっ！』と一言発しました！
『いやぁ～ん』とか『ヤァ～だ～ん』とか『きゃ～』とかじゃなくて、、、、、、。
『コイツおもしれっ！』です！
動じないんです！流石です！
大ボスは驚かないんです！
『コイツおもしれっ！』です！
その後、オフィスに戻る為に今度はエレベーターに乗ったのです。
エレベーターは、満員でした。
色んな企業の従業員が沢山乗っているんです。
私達が降りる階に到着したのですが、アパレル関係の若者達が入り口を塞ぐように立っていて、避けないのです。
(´･Д･)」普通、エレベーターの入り口にいる人は一旦外に出て道を開けますよね？
そのアパレル社員達は、道を譲らないのです！
(;^_^A私は、大ボスが怒るぞぉ～って内心ヒヤヒヤしていたのです、、、、。
案の定エレベーターを降りてから大ボスが、、、、。
Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ『あのアパレルの若い奴ら、いっつも道を譲らないんだよね！』
Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ『何なんだ！あいつら！』
ほらみろっ怒らせたぞっ、、、、、、。
大ボスは、廊下を歩いている時もずっと怒っていて、、、、、、。
弟子も『そうよねぇ～そうよねぇ～』みたいな感じでした。
私は、接待ランチの締めの言葉を言わなければなりません！
もう自分たちのオフィスのドアが目前に迫っていました！
ピンチでした、、、、、、。
先輩の怒りを受容しながらも怒りを抑えるには、どんな言葉をかけたらいいか？
私はホテルマンの様に肩越しに振り返り歩きをしながら大ボスに言いました！
『分かりました！』
『今度エレベーターであいつら見つけたら、後ろから膝カックン食らわしますからご安心を！』
そして、大ボスはクスッと笑ってくれて私の接待ランチは何とか無事終わりました。
しかし、、、、、、私のことを【コイツ】呼ばわりするのは、長い社会人生活の中で唯一大ボスだけです。
とにかくメチャクチャ迫力あるんです。
【OL】って言葉に少しワクワクする男性は多いと思いますが、、、、、。
360度【隙が無い】んです。
私は完全に降伏しています。
お料理は、小鉢と小鉢の【空間】が美しさを演出します。
会話も【間】が大事です。
【間】の無いマシンガントークは疲れます。
エレベーターにも【隙間】という【間】がなければ息苦しくなります。
【間】とは【空間】とか【隙間】のことです。
【間】って何もない所だから一見無意味に感じます。
だけど【間】は無意味のようで【意味のあることを引き立てる】のです。
【女】は【隙】があるから可愛いんだよねぇ～
結局は【隙】の無い女と【余裕】の無い女ってことだ。
どちらも【間】の無い女には変わりはありません。