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Channel: 不登校☆苦戦中☆第二幕
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・精神症状を低減(´・Д・)」IgE抗体とIgG抗体の違い・

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食べ物が精神症状に与える影響と【IgE抗体とIgG抗体の違い】について考えました。

(´・Д・)」一般的に、IgE抗体検査とIgG抗体検査がありますが、これらはどちらが良いとか悪いと論じるものではなく、違う特徴の抗体検査というだけなのです。

じゃあ、どう違うのか?
その違いをどの様に捉えればいいのか?

うちの息子は、同時期にIgE抗体検査とIgG抗体検査を行って、卵と乳製品がIgE検査では陰性だったのに、IgG抗体検査では陽性だったのです。

これは、間違いでなく単に違う特徴の抗体だからこの様な相違が現れるだけなのです。

(´・Д・)」同じ地下鉄でも、大江戸線と東西線と路線が違うのと一緒です。

大江戸線と東西線がどっちが良いとか悪いとか論じないでしょ?

【IgG抗体検査には意義がない】と発言すること自体変なんです。

【東西線は意義がない】と言っているのと同じです。

(´・Д・)」走る路線が違うだけで、大江戸線も東西線も必要であり走る意味がちゃんとあるのです。

では、まず抗体の定義のおさらいです!

【IgE抗体】
免疫グロブリンとしては最も量が少なく、喘息〔ぜんそく〕や花粉症などのアレルギーを起こす抗体です。


【IgG抗体】
IgG 最も多く含まれる免疫グロブリンです。分子量は約16万ダルトン、健常成人では血漿中に約1,200mg/dL含まれ、種々の抗原(細菌、ウイルスなど)に対する抗体を含んでいます。

(´・Д・)」特徴の大きな違いは、【細菌やウィルス】に関係するかしないかです。

では、それぞれの抗体が関係する代表的な疾患と照らし合わせて考えてみます。

【リウマチ】
・IgG抗体はリウマチに特有な抗体である
・IgG抗体の数値が高いということは、リウマチの可能性が高いことを意味する。
・関節の滑膜細胞の結合組織(膠原線維)にたまった、たんぱくと結びついた化学物質などを攻撃する免疫活動によって痛む。


【アドピー性皮膚炎】
・IgE抗体が関係している。
・病原体(抗原)に抗体が結合すると細胞内からヒスタミンという生理活性物質が放出される。(ヒスタミン/腫れる、痒みなどの症状)
・病原体(抗原)が入ると、まず最初にT細胞の指令を受けたB細胞がIgE抗体をつくり病原体を倒す。

リウマチとアドピー性皮膚炎の違いは!

リウマチ・・・関節内の病原体(抗原)に対してIgG抗体を作って抗原を攻撃する。

アドピー性皮膚炎・・・病原体(抗原)に対してIgE抗体を作って抗原を攻撃する。


(´・Д・)」どうしてアドピー性皮膚炎は【IgE抗体】が抗原を攻撃して、リウマチは【IgG抗体】が抗原を攻撃するのか?

この違いは【抗原が細菌やウィルス】に関係する抗原かどうかの違いです。

IgG抗体は、定義によると細菌やウィルスに対する抗体なのです。

細菌やウイルスの増殖を防ぐためにIgG抗体をつくって抗原を攻撃するのです。
この免疫反応が関節内で起こるため、関節に痛みや腫れが生じます。

【タンパク質+化学物質+細菌やウィルス=IgG抗体が作られる】

【タンパク質+化学物質=IgE抗体が作られる】

抗原に【細胞やウィルス】が入るか入らないかによって【IgE抗体】か【IgG抗体】か別れる。

(´・Д・)」どちらも【抗原(病原体)】を攻撃するという意味では同じです。

【リウマチ】は、IgG抗体に特有なのだが【細胞、ウィルス】を攻撃する必要がなくなるとIgG抗体からIgE抗体に作られる抗体が変化してゆくそうです。

(´・Д・)」この現象を【抗体のクラススイッチ】と言うそうです。

リウマチの関節内の【細菌、ウィルス】が死滅するとIgG抗体からIgE抗体にクラススイッチす。

そしてIgE抗体が残った抗原を攻撃するそうです。

IgE抗体と抗原(病原体)が合体すると【ヒスタミン】が放出されます。

そして、関節の痛みや腫れがひいてきて、かゆみに変わりリウマチが治ってゆくそうです。

(´・Д・)」うちの息子はリウマチではありませんが、代表的な疾患で比べてみました。

このように抗原が【細菌やウィルス】に関係するかしないかによって生成される抗体の種類が違ってきます。

今日のホリスティック基礎医学の授業は、丁度免疫系についての授業だったので教科書には無かったが気になっていたことを先生に質問してみたのです。

講師が医師なので、ネットで調べられなくてモヤモヤしていたことを質問してみました。

【IgG抗体は、抗原と合体した時にヒスタミンを放出しますか?】→【しません!(返事)】

(´・Д・)」このようにヒスタミンを放出するのはIgE抗体なのです!
IgG抗体はヒスタミンを放出しないのです。

抗精神病薬の歴史は、1950年に中枢作用の強い【抗ヒスタミン薬】として開発されたクロルプロマジンに端を発する。

先日のブログで、最初の抗精神病薬は、ヒスタミンを抑える薬だと書きましたが!

IgG抗体はヒスタミンを放出しませんから、じゃあIgG抗体は何が精神に影響を与えているのか?

(´・Д・)」このように頭を生理していたのです。

ヒスタミンが血液の中に入り、それが脳内に入り精神症状が起こるのですが!

・IgE抗体と精神症状の流れ
【ヒスタミン→血液に入る→脳内に入る→精神症状が現れる】

ヒスタミンはIgE抗体と抗原が合体すると放出されるのですから【アレルゲンを除去】する意義は理解できます。

じゃIgG抗体は、何が脳内に入って精神症状が起こるのか?

脳内に入って精神症状に影響を及ぼす物質は様々ありますが。

(´・Д・)」その一要因に【ペプチド】があります。

・IgG抗体と精神症状の流れ
【ペプチド→血液に入る→脳内に入る→精神症状】

息子は【尿ペプチド検査】という検査も行ないました。

この結果、牛乳(カソモーフィン)の結果が異常値だったのです。

食物アレルギー検査(IgG抗体)においても牛乳は陽性でしたので、両方の結果より【牛乳】に耐性が無いと分かりました。

尿ペプチド検査というのは、尿内からどれだけ消化されないペプチドが検出されるかを数値化した検査です。

ペプチドにはカソモーフィンとグリアドーフィンがあり、牛乳や麦に含まれています。

我が家は、牛乳だけが引っかかりましたが、当初は牛乳も麦も徹底的に排除するGFCFダイエット(牛乳、乳性、麦を食事から除く食事療法)を実行し、身体の湿疹や精神症状に一定の効果が見られました。

【ペプチドが引き起こす問題】
・ペプチド分解には【DDP4】という体内の酵素が必要。
・【DDP4】酵素が腸内での酵母菌や水銀に暴露していることで、生成されず、最終的に消化力を抑制している。
・リッキーガットにより、ペプチドが腸から漏れ、血液を通じて脳へ運ばれる。
・脳へ運ばれたペプチドは、オピエイト受容体と反応する。
・ペプチドは、ヘロインやモルヒネ(幻覚剤)と構造が似ている。
・脳内へペプチドが運ばれると、幻覚、音への過敏、知覚機能を起こす。

息子の検査を整理すると!
(1)【IgE抗体検査】・・・卵や牛乳は陰性。
(2)【IgG抗体検査】・・・卵や牛乳は陽性。
(3)【ペプチド検査】・・・牛乳が異常値。

(´・Д・)」このことからIgG抗体の特徴は【細菌やウィルス】に関係する抗体です。

IgE抗体は陰性でもIgG抗体が陽性となったことから【細菌やウィルスに関する抗原】だと推測できます。

決して検査結果が間違っているのではありません。

単に違う種類の抗体を調べて、違いから何が影響しているか絞れるのです。

【タンパク質+化学物質+細菌やウィルス=IgG抗体が作られる】このことから考えると!

息子の抗原が【タンパク質と化学物質と細菌やウィルス】が抗原だと理解できます。

(´・Д・)」そして抗体検査と【ペプチド検査】の両方において牛乳が異常値だということは【牛乳に耐性が無い】ということになります。

牛乳を分解する酵素が低いということです。

このように、分解出来ない未消化物質が腸を荒らす原因ともなりますから、腸を治療しながらアレルゲンを除去することが必要となるのです。

ペプチド検査で異常値でも、遅延型アレルギー検査で陰性だった場合は【耐性がある】という判断になりますから、感染症が治れば牛乳などを摂取しても良いかもです。

うちの息子の場合は、遅延型アレルギー検査もペプチド検査も両方が陽性でしたので、感染症が治っても牛乳は控えた方が良さそうです。

(´・Д・)」だから未だに食事には牛乳や乳製品は除去しているのです。

息子は、生後6ヶ月くらいの時に中耳炎にかかり抗生物質を投与していました。

もしかしたら、その時に腸内細菌のバランスを崩していたのかもしれません。

(´・Д・)」赤ちゃんは、母親から唾液や乳汁を貰いIgA抗体が最初に作られます。

そして、半年くらいかけてIgG抗体が形成されたりするそうです。

免疫系が形成される大切な時期に、抗生物質を投与しているのです。

その後、息子は赤ちゃんなのに2週間便が出ないなどざらで、酷い便秘でした。

綿棒で肛門を刺激したりするのも限界で、よく病院に浣腸してもらいに行っていました。

ミルクの飲みも悪く、少し飲んでは吐いてしまい、一日中泣き続けていました。

きっと牛乳の耐性が赤ちゃんの頃から低かったのだと思います。

早く腸内環境を整えてあげていれば良かったなって思っています。

腸内環境は【免疫力】なのです。

このように、IgG抗体が反応しているってことは細菌やウィルスが関係するということを疑わなければならない。

それを裏付ける為に【有機酸検査】平行して行えば、感染症かどうかを調べられます。

腸内環境が荒れていたり、腸に穴が開いたりすると、そこから有害な物が血液中に流れて行きます。

例えば、ヒスタミンだったりペプチドだったり細菌代謝物などが血液を通じて脳内に入ると精神症状を起こします。

(´・Д・)」だから、抗原(病原体やアレルゲン)を排除しながら、感染症の治療を行わなければならないのです。

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