【IgE抗体検査】と【IgG抗体検査】の違いや有用性について考えてみました。
【速効型アレルギー】と呼ばれるIgE抗体を調べる検査と【遅行型アレルギー】と呼ばれるIgG抗体を調べる検査について考えてみました。
先日私は【良し悪しを議論すること自体アホである!】とブログで発言しておりましたが、、、、やはりこの件は、気になるので重箱の隅を突きたいと思います!
(´・Д・)」まず【基本】を知って、どうして大きな団体が【IgG抗体検査の診断的有用性】を公式に否定するのかを考えてみるとしよう。
まず【免疫】とは、何だ?
(´・Д・)」まず単語を整理しよう!
【免疫】・・・(意味の由来)疫を免れる。
【免疫】・・・(意味の由来)疫を免れる。
【免疫の定義】・・・免疫とは生体が自己と非自己を認識し、非自己全てを排除する反応である。
【自己免疫疾患】・・・何らかの要因で、自己と非自己の識別が出来なくなったものが自己免疫疾患である。
【自己免疫疾患】・・・何らかの要因で、自己と非自己の識別が出来なくなったものが自己免疫疾患である。
【アレルギー】・・・免疫反応によってもたらされる免疫の反応。本来異物の浸入から生体を守るための機能だが、適切に制御されずに生体に不利に働くこと。
【免疫グロブリンの種類】
・IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類。
(´・Д・)」それぞれの分子量、その働く場所・時期にも違いがある。
【免疫グロブリンの種類】
・IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類。
(´・Д・)」それぞれの分子量、その働く場所・時期にも違いがある。
この免疫グロブリンの中で【IgE検査】と【IgG検査】の有用性について大きく論議されています。
日本国内では【アレルギー学会】が以下のような公式見解を出しています。
【米国や欧州のアレルギー学会および日本小児アレルギー学会では、食物アレルギーにおけるIgG抗体の診断的有用性を公式に否定】
【米国や欧州のアレルギー学会および日本小児アレルギー学会では、食物アレルギーにおけるIgG抗体の診断的有用性を公式に否定】
【出典】一般社団法人日本アレルギー学会:〔学会見解〕血中食物抗原特異的IgG抗体検査に関する注意喚起
(´・Д・)」今夜は、アレルギー学会と言う大手団体が【公式に否定】する根拠を探してみるとしよう!
アレルギーに苦しむ人にとっては【アレルギー学会】の公式見解となれば絶対的な意見と感じているはずです。
治療する側の医師もアレルギー学会が【IgG抗体の診断的治療を公式否定】となれば、今後の治療方針にも左右されるでしょう。
(´・Д・)」大きな団体の公式見解となれば、影響度は大きく、それ相当の確信があってのことなんだと思います。
(´・Д・)」【どうゆう理由で公式否定しているか、皆さん理由を理解していますか?】
(^◇^;)まっまさかっ【偉い人が言っているから間違いないだろう!】って思っていませんか?
『否定する理由が理解出来ましたか?』
『その否定する理由に納得できましたか?』
『まさか否定する根拠を理解できていないのに信じていませんか?』
『権力のある人の意見は、全て正しいのですか?』
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ私は、まだ公式に否定する意味がわからないから自分なりに調べてみることにしました。
( ̄Д ̄)ノ少し調べただけで、カラクリが見えてきましたよ!
まず【IgE抗体】とは何か?
【IgE】
【IgE】
免疫グロブリンとしては最も量が少なく、喘息〔ぜんそく〕や花粉症などのアレルギーを起こす抗体です。
じゃぁ【IgG抗体】とは何ぞ?
【IgG抗体】
IgG 最も多く含まれる免疫グロブリンです。分子量は約16万ダルトン、健常成人では血漿中に約1,200mg/dL含まれ、種々の抗原(細菌、ウイルスなど)に対する抗体を含んでいます。
( ̄Д ̄)ノはい!ここ重要~
【IgE抗体】は免疫グロブリンの中で【もっとも量が少ない!】
( ̄Д ̄)ノはい!復唱します!
『IgE抗体は、もっとも量が少ない免疫グロブリンです』
( ̄Д ̄)ノそして!【IgG抗体】は【もっとも量が多い】のです。
【もっとも量が少ない】vs【もっとも量が多い】
【自己免疫疾患】や【アレルギー】とは、何らかの要因で、自己と非自己の識別が出来なくなったものが自己免疫疾患のことなんです!
抗原(異物)が体内に入る→B細胞の活性化と増殖→【抗体が大量に発生】→正常細胞を異物として攻撃
【免疫グロブリン】と言う【抗体の暴走】を調べて、暴走を抑える為に【抗体検査】をするんです。
( ̄Д ̄)ノ【100人の暴走族】と【10人の暴走族】とどっちを取り締まれば町の治安が守られる確率が高いと思いますか?
血管やリンパ管の中を【抗体と言う暴走族】が暴走しているんです。
身体の中でもっとも量が多い【IgG抗体】の暴走族と!
身体の中でもっとも量が少ない【IgE抗体】の暴走族と!
( ̄Д ̄)ノどちらの方が影響力が大きいと思いますか?
【定量分析】からの比較をまずしてみたらまず理解できますよね!
あとアレルギー学会は【食物アレルギーの原因食品の診断法としてIgG抗体を用いることを推奨しない】
(´・Д・)」この【食物アレルギーの原因物質】という言葉を覚えておいて下さい!
じゃぁ~次は【定性分析】の比較をしてみましょう!
【抗体の定義】を読めば、なぜ【食物アレルギーの原因食品の診断にIgG抗体】を用いることを推奨しないのかが何となくわかってきました。
【IgE抗体】の定義は、喘息〔ぜんそく〕や花粉症などのアレルギーを起こす抗体です。
【IgG抗体】の定義は、種々の抗原(細菌、ウイルスなど)に対する抗体を含んでいます。
(´・Д・)」【IgE抗体】の定義は【アレルギーを起こす抗体です】
(´・Д・)」【IgG抗体】の定義は【種々の抗原(細菌、ウイルスなど)に対する抗体を含んでいます。】
( ̄Д ̄)ノはい!わかりましたか~
【IgG抗体】の定義には、【アレルギー】と言う文言が記載されていませんね!
だから【IgE抗体】は、身体の中で【もっとも量が少なく】そして約款には【アレルギーの抗体】と記してあるんです。
だから堂々と【食物アレルギーの原因食品の診断法としてIgG抗体を用いることを推奨しない】と言えるんです。
だってIgE抗体は、アレルギーの抗体と定義に記してあるけれど、IgG抗体は種々の抗原(細菌、ウイルスなどと記してあり【アレルギーの抗体とそもそも記載されていない】んですからね。
(´・Д・)」だからIgG抗体は【アレルギーを調べる為じゃない】と公式に見解出来るんです。
しかし~IgG抗体は【アレルギー】と記載されていないが【種々の抗体(細菌、ウィルス)】と記載されている。
そして【もっとも量が多い抗体】です。
逆説的に捉えると!
あなたが【アレルギー】だと思っている湿疹は、実はアレルギーじゃなくて【IgG抗体の暴走】かもしれません。
だから、いつまでたってもアレルギーが沈静化しないのは原因が【IgE抗体の暴走】じゃなくて【IgG抗体の暴走】だからなのかもしれません。
息子の場合も【IgE抗体検査】と【IgG抗体検査】の両方を同時に行いましたがIgE抗体検査では【卵、乳】など基準値以下でしたがIgG抗体検査では【卵、乳】が高アレルギー反応を示しました。
(´・Д・)」そして【卵、乳】と麦などを食事から除去したところ、身体中の湿疹や情緒などの精神面などが沈静化してゆきました。
【USバイオテック研究所】での社内研究の結果【IgE抗体が陰性の検体の90-95%】のうち、【70-85%がIgG抗体で陽性】だったそうです。
( ̄Д ̄)ノほらね!アレルギーを専門に調べる研究所でも、私と同じような結果であります!
IgE抗体検査での90%以上が【陰性】でもIgG抗体検査では【80%近くが陽性】だったと。
その理由はIgEは、【もっとも量が少ない抗体】だから確率的に考えても、その湿疹は実は【アレルギー】じゃなくて【IgG抗体の暴走】なのかもです。
【医学の祖】でもあるヒポクラテスの医書には、病気の経過についてはかなり詳細な記述を残しているが、【病名はほとんど記されていない】そうです。
この度の【IgG抗体の診断的有用性の否定】は、ただの【アレルギー】と言う【病名】に惑わされている問題だと思いました。
【アレルギー】に分類されていないからアレルギーの抗体検査には相応しくないことになるの?
何と言っても【IgG 抗体は、最も多く含まれる免疫グロブリンです。】
(´・Д・)」この、最も多い抗体の検査が有効ではないとは、どうゆうことでしょうか?
(´・Д・)」【IgG抗体】は【暴走しない抗体】だとでも言うのですか?
Σ( ̄。 ̄ノ)ノやはり私には公式に【IgG抗体検査を否定する】意味がわかりません!
【公式にIgG検査を否定】することで【誰が救われるのですか?】
【公式にIgG検査を否定】することで【誰が救われるのですか?】