【炎症】と精神症状には、深い関係があるのです。
その炎症を調べる方法に【抗体検査(アレルギー検査)】という方法で判断出来るのです。
一般的に、アレルギー検査と【精神症状】を繋げて考えられる人は希少です。
しかしその関係性は高いのです。
今日は、アレルギー反応の際に分泌する生理活性物質の【ヒスタミン】と精神症状と絡めて考えてみたいと思います。
実は【脳内ヒスタミンのインバランス】と心の病には関係性がとても深いんです。
ヒスタミンは食物から取り込まれたり、生体内で合成されたりする物質です。
このヒスタミンには、最適なバランスがあります。
腸内細菌のバランスと同じく、ヒスタミンにも最適な量があるのです。
一般的にヒスタミンとは、アレルギー反応が起こった際に分泌される【生理活性物質】のことをいいます。
しかし【ヒスタミンと心の病との関係性】については、あまり繋げて考えられる方は少ないと思われます。
今や2人に1人が何らかのアレルギー疾患に羅患していると言われています。
アレルギーの診断方法として【アレルゲン刺激性遊離ヒスタミン (HRT) 】という検査があるのをご存知ですか?
【アレルゲン刺激性遊離ヒスタミン(HRT)検査】
・「(好塩基球) ヒスタミン遊離試験」とも言われているI型 (即時型) アレルギーの検査。
・HRTでは、採取した血液中から分離した好塩基球という細胞にアレルゲンを添加し、 そのとき放出されたヒスタミンの量を測定する。
・アレルゲンに対する反応性を見ています。
(アレルゲン刺激性遊離ヒスタミン(HRT)詳細)
http://www.srl.info/message/cs/2013/0730/01.html
この【ヒスタミン遊離試験】を行うことで、ヒスタミンのインバランスを確認することが出来るのです。
ヒスタミンのインバランスは速攻型アレルギーに関係しますが【精神症状】にも関係するのです。
しかしヒスタミンレベルがインバランスでも、精神症状が出ない方も多くいらっしゃいます。
ですからイメージが湧かないのかもですね。
その違いは何なのか?
それは【身体のどこで炎症が起こるか?】による違いなのです。
同じ【ヒスタミンインバランス】でも、肺の炎症の人もいれば、皮膚の炎症の人もいれば、関節の炎症の人もいれば、炎症部位は人により様々なのです。
このヒスタミンインバランスによる炎症が脳で起これば【脳の炎症】となり、精神症状が出たりするのです。
結局は、身体のどこに【炎症】として現れるかなのです。
抗精神病薬の歴史は、1950年に中枢作用の強い【抗ヒスタミン薬】として開発されたクロルプロマジンに端を発します。
【抗精神病薬】の歴史は、ヒスタミンを抑える薬がスタートだったんです。
ヒスタミンとは、IgE抗体と抗原(病原体)が合体すると【ヒスタミン】が放出されます。
このように【炎症と精神疾患】には深い関係があるのです。
【炎症とは】
・抗原(病原体)と抗体が合体するとヒスタミンなどの生理活性物質が出てくる。
・そして【赤くなる・痛くなる・腫れる・熱を持っ】などの5つの兆候が現れます。
・これが【炎症】です。
【抗精神病薬】の歴史は、ヒスタミンを抑える薬がスタートだったんです。
ヒスタミンとは、IgE抗体と抗原(病原体)が合体すると【ヒスタミン】が放出されます。
このように【炎症と精神疾患】には深い関係があるのです。
【炎症とは】
・抗原(病原体)と抗体が合体するとヒスタミンなどの生理活性物質が出てくる。
・そして【赤くなる・痛くなる・腫れる・熱を持っ】などの5つの兆候が現れます。
・これが【炎症】です。
【脳の炎症】の原因は、ヒスタミンだけではありませんが、この【ヒスタミン遊離試験】は一つの方法となるのです。
では何故ヒスタミンが【心の病】に関係するか?
それは、ヒスタミンの薬理作用や機能を知れば想像出来ることなのです。
ヒスタミンは最適な量であれば、素晴らしい薬理作用を享受出来るのです。
しかし、このヒスタミンの量が過剰になったり不足したりすることで、折角の薬理作用が強く出たり、全く働かなかったりするのです。
まずはヒスタミンの主な薬理作用と機能を簡単に確認してみました。
【ヒスタミンの薬理作用】
・血圧降下。
・血管透過性亢進。
・平滑筋収縮。
・血管拡張。
・腺分泌促進。
【ヒスタミン神経が関わる機能】
・体温調節。
・摂食行動。
・防御反応。
・めまい。
・アレルギー反応。
・炎症の介在。
・炎症の介在。
このような作用を持つことから、ヒスタミンインバランスによって、精神が抑制したり興奮したりするのです。
ちなみに、ヒスタミンが枯渇すると攻撃的になるそうです。
これを簡単に式にすると!
【ヒスタミン低下=銅過剰=暴力的になる】
【イリノイ州の健康研究所のウィリアム・ワルシュ博士の報告】
・暴力行為により刑務所で収監されている135人の男性囚人と、暴力経験のない一般人の18人の【亜鉛と銅の割合】を調べた。
・この結果、暴力的な囚人は銅の割合が高く、亜鉛が低いという結果だった。(非暴力的一般人はその逆)
・その後、囚人に【亜鉛】を摂取させ、銅を含む食事を控えることで暴力行為が低減した。
このように【炎症】は、ミネラルバランスも絡んでくるのです。
ですから、相互関係を知ることで様々な対策が出来るのです。
ちなみに、何故ワルシュ博士は【銅と亜鉛】のバランスを調べたかと言いますと、銅と亜鉛は拮抗関係にあるからです。
このような仕組みや相互関係を知ることで、それを逆手に【ヒスタミンのインバランスを正す】ことも出来るのです。
【銅と拮抗する亜鉛を摂取する】ことで銅を抑えることも出来るのです。
ご参考の為に【ヒスタミンインバランスと統合失調症】について研究された医師について少し触れておきます。
【カール・ファイファー博士】
・ニュージャージー精神研究所で勤務する博士。
・化学で博士号を取得する医師。
・栄養素と心の病の関係性について確立。
・1960年に統合失調症の血液検査を行う中、ヒスタミンと精神症状の関係性に気付き研究に至る。
カール博士は統合失調症患者の血液検査の結果から【患者のヒスタミンレベルが異常に高い】ことに気付いたのです。
そして、患者の症状が改善されるにつれて、血液中のヒスタミンレベルも下がっていることに気付いたそう。
心の病には、攻撃的になるタイプと、静かに内にこもるタイプがありますが。
ヒスタミンが多いか、少ないかにより、心の病のタイプも別れることになるのです。
息子の場合は過度な不安感を訴え、強い自閉症状も出ておりました。
どちらかと言いますと【高ヒスタミン】の症状です。
ですから【アレルゲン】や【ペプチド】を徹底的に避ける事で不安感が低減したのです。
この様に、ヒスタミンは多くても少なくてもいけないのです。
じゃあヒスタミンを抑える【抗ヒスタミン薬】で、手っ取り早く治療しようと考えがちです。
あくまでも【減らしすぎ】ちゃいけないことは忘れてはいけません。
【最適な範囲】が重要なのです。
症状を抑えると治療がはかどります。
最終的には【なぜヒスタミンインバランスとなったか】について考えなければなりません。
根本的な解決は【なぜヒスタミンインバランス】になったのかを探ることが重要です。
とにかく治療の第一歩は【抗炎症】です。
ヒスタミンを【最適な範囲】に保つことが抗炎症となるのです。
これとは反対に【ヒスタミンレベルが非常に低い】統合失調症の場合も
あります。ヒスタミンレベルが非常に低い場合の特徴には、妄想、幻覚、神経の異常な興奮が見られたそうです。
心の病には、攻撃的になるタイプと、静かに内にこもるタイプがありますが。
ヒスタミンが多いか、少ないかにより、心の病のタイプも別れることになるのです。
【興奮タイプ、攻撃的タイプ(陽)】の場合は、【ヒスタミンレベルが低い】傾向となる。
それは興奮を抑える力【抑制力】が低下しているからそうなるのですね。
反対に見た目が【抑制タイプ、自閉(隠)】の場合は【高ヒスタミン】ということだそうです。
ヒスタミンが多すぎて【抑制】し過ぎているのでしょう。
そのヒスタミンによる炎症が不安感の原因の一つとなるのです。
息子の場合は過度な不安感を訴え、強い自閉症状も出ておりました。
どちらかと言いますと【高ヒスタミン】の症状です。
ですから【アレルゲン】や【ペプチド】を徹底的に避ける事で不安感が低減したのです。
この様に、ヒスタミンは多くても少なくてもいけないのです。
じゃあヒスタミンを抑える【抗ヒスタミン薬】で、手っ取り早く治療しようと考えがちです。
あくまでも【減らしすぎ】ちゃいけないことは忘れてはいけません。
【最適な範囲】が重要なのです。
症状を抑えると治療がはかどります。
最終的には【なぜヒスタミンインバランスとなったか】について考えなければなりません。
根本的な解決は【なぜヒスタミンインバランス】になったのかを探ることが重要です。
とにかく治療の第一歩は【抗炎症】です。
ヒスタミンを【最適な範囲】に保つことが抗炎症となるのです。
その為に、カール博士は、ヒスタミンの増減に影響する化学物質についても調べたのです。
【低ヒスタミンの要因と対策】
(要因)銅の過剰によりヒスタミンが低減する。
(対策)銅の過剰を抑える為にはビタミンCとナイアシン(B3)を投与する。亜鉛を摂取する。
【高ヒスタミンの要因と対策】
(対策×)高ヒスタミンには、ビタミンCやナイアシン(B3)を投与しても改善しない。
そしてサプリメントの添加物として、結構な量の【銅】が使われていたりします。
成分表に記載が無いので普通は気付かないでしょう。
お湯に浸けて実験したら、サプリメントが真っ黒に変色した事がありました。
変色理由は【添加物の銅】だったのです。
あと痛み止め薬なども、亜鉛を消費します。
このように炎症には、ミネラルバランスの不均衡も関係します。
息子の場合は【ヒスタミン遊離試験】を行ってはいませんが、このような検査があると知っていればやりたかったと思います。
(´・Д・)」当時は、知りませんでした。
教えてくれる医師もいませんでした。
こうゆう情報を共有する為に、ブログを書いているのです。
息子の場合、その他の検査や症状から判断すると【高ヒスタミン】タイプだと思われます。
低ヒスタミンの特徴に【銅過剰】がありますが。
息子の場合は、毛髪検査の結果から【銅不足】だったのです。
幻覚や幻聴もありませんでした。
【隠】タイプでしたので、どちらかと言うと【高ヒスタミンタイプ】だったと考えられます。
ですから【ヒスタミンを減らす治療】が向いていると考えられるのです。
そう言った意味では【アレルゲン除去食】という判断も適切だったと思っています。
ただし、炎症の原因はヒスタミンだけではありません。
【有機酸検査】や【重金属検査】や【ペプチド検査】なども組み合わせると【炎症】の原因が何なのかが絞り込めるのです。
【炎症】の原因は様々あるのです。
ヒスタミンインバランスという一つの診断方法と治療方法ということです。
炎症の原因が、重金属の蓄積かもしれないし。
腸内環境かもしれないし。
単純な栄養不足で炎症を抑える物質が作れないのかもしれないし。
感染症が理由かもしれません。
分からないなら、消去法でやっつけるしかありません。
根本的な治療というものは【臭いものに蓋をするだけ】ではありません。
蓋の中の【匂いの根源】を取り除かなければ意味が無いのです。
蓋を開けて、何が臭いのか調べることが【検査】なのです。
何が臭いのか調べなきゃ、ずっと臭いままななんです。
(対策)カルシウムを投与すると、ヒスタミンレベルが低下した。
高ヒスタミンだけに焦点を当てた場合【カルシウム】を摂取することで、ヒスタミンが低下するのですが。
エイミーヤスコ先生の指導では炎症を抑える為には【カルシウム】は摂取しちゃいけないのです。
やはりヒスタミン以外の複合要因が絡む場合は、カルシウム摂取の判断が違ってきます。
様々な検査を組み合わせて臨機応変に【抗炎症対策】をすることが重要です。
そしてサプリメントの添加物として、結構な量の【銅】が使われていたりします。
成分表に記載が無いので普通は気付かないでしょう。
お湯に浸けて実験したら、サプリメントが真っ黒に変色した事がありました。
変色理由は【添加物の銅】だったのです。
あと痛み止め薬なども、亜鉛を消費します。
このように炎症には、ミネラルバランスの不均衡も関係します。
息子の場合は【ヒスタミン遊離試験】を行ってはいませんが、このような検査があると知っていればやりたかったと思います。
(´・Д・)」当時は、知りませんでした。
教えてくれる医師もいませんでした。
こうゆう情報を共有する為に、ブログを書いているのです。
息子の場合、その他の検査や症状から判断すると【高ヒスタミン】タイプだと思われます。
低ヒスタミンの特徴に【銅過剰】がありますが。
息子の場合は、毛髪検査の結果から【銅不足】だったのです。
幻覚や幻聴もありませんでした。
【隠】タイプでしたので、どちらかと言うと【高ヒスタミンタイプ】だったと考えられます。
ですから【ヒスタミンを減らす治療】が向いていると考えられるのです。
そう言った意味では【アレルゲン除去食】という判断も適切だったと思っています。
ただし、炎症の原因はヒスタミンだけではありません。
【有機酸検査】や【重金属検査】や【ペプチド検査】なども組み合わせると【炎症】の原因が何なのかが絞り込めるのです。
【炎症】の原因は様々あるのです。
ヒスタミンインバランスという一つの診断方法と治療方法ということです。
炎症の原因が、重金属の蓄積かもしれないし。
腸内環境かもしれないし。
単純な栄養不足で炎症を抑える物質が作れないのかもしれないし。
感染症が理由かもしれません。
分からないなら、消去法でやっつけるしかありません。
根本的な治療というものは【臭いものに蓋をするだけ】ではありません。
蓋の中の【匂いの根源】を取り除かなければ意味が無いのです。
蓋を開けて、何が臭いのか調べることが【検査】なのです。
何が臭いのか調べなきゃ、ずっと臭いままななんです。
息子の主な症状は【自閉症、不安感(隠)】でした。
ですから食事、アミノ酸、サプリメントなど全てにおいて【興奮作用】のあるものを摂取してたのです。
おかしいなと疑問を感じていたのです。
息子の場合、見た目が【行動抑制、自閉、静(隠)】でしたが、身体の中は【高ヒスタミン】、【炎症】状態だったのです。
私は【火事場】に油を注ぐようなことをしていたことになるのです。
見た目の判断と身体の中は違ったのです。
これが薬だったなら【投薬ミス】ってことなんです。
しかし【興奮作用】のある食事やサプリメントなどを摂取すると、息子の不安感が増したり、情緒不安、イライラが増したりしたのです。
おかしいなと疑問を感じていたのです。
そもそも私の判断が間違っていたのです。
息子の場合、見た目が【行動抑制、自閉、静(隠)】でしたが、身体の中は【高ヒスタミン】、【炎症】状態だったのです。
私は【火事場】に油を注ぐようなことをしていたことになるのです。
見た目の判断と身体の中は違ったのです。
これが薬だったなら【投薬ミス】ってことなんです。
息子の場合は【遅延型アレルギー検査】や【OAT有機酸検査】や【ペプチド検査】や【重金属検査】などを行いました。
検査によって症状だけでは判断出来ない体内の【炎症】に気付けたのです。
見た目は【抑制症状】でも体内は【興奮、炎症】ということもあるのです。
身体の状況によっては、サプリメントも有害に働く場合もあるのです。
角度を変えれば、アレルギー検査も十分活用出来るのです。