Quantcast
Channel: 不登校☆苦戦中☆第二幕
Viewing all articles
Browse latest Browse all 305

・違いを知ってカンジダ除菌(´・Д・)」抗生物質、抗菌剤、抗真菌剤の違い・

$
0
0

イメージ 1

腸内環境に自信はありますか?

便秘や下痢って軽く見られがちですが、実は重大な様々な疾患に【腸内環境】が関わるのです。

【はじまりはいつも雨/飛鳥】と言う歌がありますが。

(´・Д・)」また例えが【古い!】

病気の【はじまりはいつも腸】と言っても過言ではない!

君は本当に【腸】を愛せているかい?
愛しているかい?
誰よりも~ 誰よりも~♪

(´・Д・)」このように便秘や下痢を放置して【腸】を寂しがらせていませんか?
『腸を愛しているかい?誰よりも』

そして何の治療にしろ【治療の第一歩】も【腸内環境】からと言ってもいいと私は思っています。

【腸内環境が悪化による弊害】
・カンジダ菌、酵母菌、悪玉菌が増殖。
・栄養吸収障害。
・有害ミネラル等の排出力低下。
・ビタミン不足。
・重金属の蓄積。
・低血糖症。
・慢性疲労。
・食物アレルギー。
・リーキーガット。
・ペプチドなどが血流に流れ込む。
・記憶力低下。
・鬱病。
・統合失調症。
・糖尿病。

(´・Д・)」このように【腸】に関係する病をあげたらキリがありません。


そして【腸は第二の脳】と言われています。

【脳内伝達物質】
・セロトニンやドーパミンは腸で作られる。
・セロトニンは腸のなかに90%ぐらいある。
・脳にセロトニンはたった2%しかない。
・その2%のセロトニンが少なくなると、鬱病になる。

ドーパミンやセロトニンは脳に幸福を感じさせる物質です。

実はセロトニンは腸に90%あり、脳には2%しかないそうです。

腸内環境が悪いとセロトニンやドーパミンが脳には行かなくなります。

そうすると脳は【脳に幸福や快楽を感じさせる物質であるセロトニンやドーパミンが不足】します。

脳は、幸福感や快楽や報酬感を得るために【甘いもの】を食べることで一次的な快楽を求めようとするそうです。

脳は幸福や快楽や報酬感の代替を求めるのです。

本来は【セロトニンやドーパミン】の役割である報酬系が【甘いもの】等によって刺激され脳は快感を感じます。

代替物質でも脳から快楽物質が出るのです。

そして腸内環境は、免疫力でもあります。

ではいつ頃から免疫力は備わるのでしょうか?

赤ちゃんと菌と免疫
(1)無菌状態で生まれる→(2)生後、悪い菌を取り込む(免疫寛容)→免疫力が備わる

無菌室で赤ちゃんを育てると
(1)無菌状態で生まれる→良い菌では免疫力が育たない→成人したら卵も牛乳も受けつけない体となる。

生まれたばかりでアトピーになっている赤ちゃんの便を調べると【半分近くは大腸菌が一匹もいない】そうです。

うちの息子は大きくなって【卵、牛乳などのアレルギー】となりました。

私は【無菌室】では育てていませんが、生後半年で中耳炎になり抗生物質で治療しているのです。

【免疫力】この時期に形成されるべきなのに【抗生物質によって無菌】にしてしまったのです。

その後息子は、赤ちゃんなのに酷い便秘症で2週間ウンチが出ないのはザラだったんです。

綿棒で肛門を刺激してもウンチが出なくて、よく病院に浣腸をしてもらっていました。

このように腸内環境は、脳や免疫力と密接と言えるのです。

そして【無菌過ぎる】のも免疫力が低下する要因となるのです。

除菌の歴史を振り返ると【抗生物質】が20世紀に登場し、それと共に化学合成の医薬品を武器とする西洋・近代医学は一気に広がりました。

それと共に心の病や生活習慣病などの慢性病などが急増しました。

ある意味抗生物質によって【無菌過ぎる】のも、かえって免疫力が低下してしまうということになります。

【腸内環境が悪化】したり【リーキーガット】になってしまった場合に【抗真菌剤】などで治療する場合があります。

私の息子も【抗真菌剤/ナイスタチン】で治療したのです。

そもそも【抗真菌剤・抗菌剤・抗生物質】の違いが分かりますか?

【抗真菌剤療法(ナイスタチン)】は善玉菌も抑制してしまうという勘違いが多いように思います。

【細菌と真菌】は違うのです。

抗真菌剤と抗菌剤はターゲットが違うのです。

では違いを整理してみましょう。

抗菌薬
・細菌による感染症に用いられる。
・細菌の増殖を抑え、死滅させる働き。
・病原性の細菌の代表的(大腸菌・ブドウ球菌・結核菌)
・病原菌により食中毒や結核、破傷風や中耳炎などが引き起こされる。
一般に「抗生物質」と同義。

腸内細菌も【細菌】です。

腸内細菌には良い菌と悪い菌があります。

抗菌剤】は【細菌】がターゲットになります。

抗菌剤】は【細菌】を抑える薬ですから、良い菌も同時に抑えてしまいます。

(´・Д・)」これが【抗真菌剤とは大きく違うのです

ですから【抗真菌剤】は【真菌がターゲット】ですから【腸内細菌は抑制しない】のです。


抗菌剤の使い道は!
病原菌などによる【中毒・結核・破傷風・中耳炎】などが原因による場合は【抗菌剤】で治療します。

抗真菌剤は【真菌】がターゲットですから【細菌】は抑制出来ません。

無菌で生まれた赤ちゃんが免疫寛容を育てる大切な時期に【抗生物質(抗菌剤と同義)】を使うと善玉菌まで抑制してしまい、大人になってからアレルギーなどになってしまうそうなんです。

ですから【抗菌剤や抗生物質は善玉菌を抑制する】が【抗真菌剤】は【腸内細菌】を抑制しないんです。

そもそもターゲットが違うんです。

よく【抗生物質】と【抗真菌剤】と同じように考える方がいらっしゃいます。

【抗真菌剤】も腸内細菌も抑制し【免疫力を抑制する】と勘違いしている方が多いように思います。

あくまでも【抗真菌剤】は【真菌がターゲット】となります。

抗真菌薬
・真菌による感染症に用いられる。
・真菌の細胞膜合成を阻害したり破壊したりする作用。
・真菌の種類(糸状菌、酵母、カビ)
・真菌(ミズムシ/白癬菌、カンジタ、アスペルギルス)

【真菌】とは、食品の発酵に欠かせないものとしても身近な存在です。

【抗菌剤】と【抗生物質】は一般的には同義になりますが、抗生物質の方がより強烈な作用があります。

抗生物質は【生体細胞の増殖や機能を阻害する】という文章を読めば分かりますが。

【生体細胞の増殖も機能も阻害する】って凄くないですか?

ある意味【全部やっつける!】と言うことになります。

(´・Д・)」念のために【抗生物質】の説明です。

抗生物質
・微生物が産生し、ほかの微生物など生体細胞の増殖や機能を阻害する物質の総称。
・一般に「抗菌薬」と同義。
・広義には抗ウイルス剤や抗真菌剤、抗がん剤も含む。

このように【抗真菌剤】と【抗生物質】は全く違うのです!

息子の場合は【OAT有機酸検査】によって消化器官や腸内に【真菌】が増殖していることがわかりましたので【抗真菌剤】による【ナイスタチン療法】を行なったのです。

【真菌】とは、食品の発酵に欠かせないものですが【カンジダ(真菌)】などが増殖により【酵母菌】も体内で増殖し脳の神経細胞を破壊してしまうのです。

ワインの発酵と同じようなことが体内で起こっているのです。

地面にメタンガスが充満して突然地面が大爆発するのと一緒です。

この様に【腸内環境が悪い】場合の治療手段に何を使うかは、とっても重要となります。

【抗菌剤】や【抗生物質】で治療すると【善玉菌】も抑制してしまいます。

実は退治するべき相手が【真菌】なのに【腸内細菌を退治しちゃった】ってことにならない様に【OAT有機酸検査】などで菌の特定をした上で、それに沿った薬を使用しなければ、健康になってるのか不健康になってるのか意味が分からなくなってしまいます。

このように【抗真菌剤】は【真菌(カンジダ等)だけを抑制】して【腸内細菌は抑制しない】のです。

抗真菌剤には様々な種類があります。

私の息子には【ナイスタチン】という抗真菌剤を選択しました。

ナイスタチン(抗真菌剤)を選んだ理由
・低価格。
・非吸収性薬剤のため薬剤性臓器障害がない安全性からである。
(ただし長期服用の場合は注意が必要)


【非吸収性ナイスタチンのメリット・デメリット】
・細胞の表面に付着した段階ではナイスタチンは有用。 
・非吸収性なので肝臓への負担が小さい。
・粘膜に浸入した段階においては効果は十分でない。
・吐き気が出現する場合もある。
・便秘。

 このように非吸収性の抗真菌剤は肝臓への負担は少ないが【組織に入り込んだカンジダ】までは取りきれない場合がある。

息子の場合はナイスタチンによる【吐き気】は一切ありませんでした。

真菌が死滅する際に有毒なガス(毒素)を出すのです。

このガス(毒素)による【吐き気】などの悪い反応が出ることを【ダイオフ】と言います。

主なダイオフ症状
・発熱
・発疹
・攻撃的になる。
・情緒不安定。

この様な症状が出た場合は医師と相談して下さいね。

ナイスタチンは非吸収型ですが抗真菌剤には【経腸吸収】されるタイプがあり、こちらは【肝臓への負担が大きい】ので注意が必要です。

吸収型抗真菌剤
・塩酸テルビナフィン(ラシミール)
・イトラコナゾール(イトリゾール)

効果の点ではナイスタチンを上回るそうです。
しかしリターンもリスクも大きくなります。

最強の抗真菌剤
・アンフォテリシンB(ファンギゾン)

あと腐敗菌や消化器官の真菌に対して拮抗作用のある菌があるんです。

それは【酪酸菌(宮入菌)】です、

宮入菌(酪酸菌)

MIYAIRI株は1933年に千葉医科大学衛生学教室(現 千葉大学医学部)宮入近治博士により、人腸管内より、腐敗菌に対して強い拮抗作用がある酪酸菌として報告された。


酪酸菌(宮入菌)の特徴のまとめ
・腐敗菌、消化官病原体に対して拮抗作用。
・一般的な乳酸菌よりも胃酸に強い。
・抗生物質と同時に服用しても、腸管内で増殖。

(´・Д・)」宮入菌って凄いんです!

腐敗菌や消化器官の病原体に対して拮抗作用が、あると言うことは、【抗真菌剤】を使わなくても【宮入菌】で抑えられるってことなんです。

一番凄いのは【抗生物質と同時に服用しても発芽、増殖する】ことです。

このように【抗真菌剤】は【抗生物質(抗菌剤と同義)】とは別物だと知れば、無闇に恐れることはありません。

しかし【抗真菌剤】には【非吸収性】と【吸収性】があり、抗真菌剤でも肝臓への負担や効き目が違います。

その辺りは把握しておいた方がいいと思います。

そしてどの薬剤にしろ【ダイオフ症状】が起こる場合があります。

違いが分かれば、無闇に恐れる必要はありません。

しかし、どうしても心配だという人は【宮入菌(酪酸菌)】と言う一手があります。

宮入菌は一般に市販されているものは【錠剤】となります。
製造過程で酪酸菌がどれだけ生き残っているかが気になります。

医師処方の【宮入菌/ミヤBM】であれば、粉末ですので非加熱となります。

何はともあれ【腸内環境】ってこんなに大切なんです。

そして【除菌治療】の【薬剤の違い】を理解出来れば治療法を選択出来るのです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 305

Trending Articles