振り返ってみると、ホントに様々な症状と戦ってきました。
【息子のこれまでの主な症状や疾患】
・不安感
・自閉症
・外出恐怖
・意味不明の言動や歌
・昼夜逆転
・強い口臭と体臭
・識字障害
・全身に赤黒い湿疹
・手湿疹(指が曲げられない程痒みと切れ)
・ボールを一日中壁に当てる
・ゲーム依存症
・有害重金属の蓄積
・カンジダ
・リーキーガット
・一日中グッタリ動けず
・テレビを見る元気も出ず一時は寝たきり
とにかく、様々な症状に苦戦してきたのです。
一番、長くしぶとかったのは【カンジダ治療】でした。
【カンジダ治療】の最中は【イーストフリー】の食事療法も行っていました。
よく【カンジダ】や【リーキーガット】の患者さんに対して【発酵食品を積極的に摂りましょう~】と医師や栄養カウンセラーさんが指導される場合があります。
私は逆にカンジダ治療やリーキーガット治療中に必要な食事療法は【イーストフリー】だと考えていました。
【イーストフリー】とは、酵母や発酵食品を避ける食事療法です。
腸内で酵母菌の増殖や水銀に暴露している患者の場合は【DDP4】というペプチドを消化・分解する酵素が十分に生成されないのです。
ペプチドとは、グルテンやカゼインに含まれます。(麦や乳など)
この未消化のペプチドが引き起こす問題が明らかにされつつあるのです。
不消化ペプチドが高いレベルで検出された患者には【消化器系、神経系、神経発達障害】を伴っていることが報告されているのです。
グルテンとカゼインなどに由来する未消化のペプチドは【腸に問題がある場合】は、腸壁から血液にペプチドが漏れ出します。
腸壁から漏れた未消化ペプチドが血液を通じて脳へ運ばれます。
脳内へ運ばれたペプチドは、オピエイト受容体と反応し、これらのペプチドはヘロインやモルヒネ(幻覚剤)と構造的に似ている為に、オピエイト受容体にもヘロインやモルヒネが反応するのと同じように作用します。
その結果!
・幻覚症状
・音への過敏性
・スピーチの障害
・痛みに対する不感性、知覚機能
(´・Д・)」などの脳への影響や行動変化を引き起こします。
実際に息子は【ペプチド検査】も行っています。【カソモーフィン(牛乳)に対して高反応でした。
【ペプチド検査の結果】
【ペプチド検査の結果】
(カソモーフィン(乳))
基準相対比0.56以下に対して、相対比2.42
(グリアドーフィン(麦))
基準相対比0.58以下に対して、相対比0.33
カソモーフィン(牛乳)については数値が標準よりも高く出ていますので、未消化のものが存在すると判断出来るのです。
【腸内で酵母菌の増殖や水銀に暴露している】・・・【DDP4】というペプチドを消化・分解する酵素が十分に生成されない。
【腸内で酵母菌の増殖や水銀に暴露している】・・・【DDP4】というペプチドを消化・分解する酵素が十分に生成されない。
ですから【リーキーガット】や【カンジダ】の方は【イースト制限食】なのです。
ではカンジダ治療のその他の注意点は何か?
【(´・Д・)」カンジダ治療の注意点】
(1)化学物質への曝露を避ける
(2)サプリメント(酵素、抗真菌など)
(3)食事の改善
(4)イーストを制限する
(5)食物アレルギーの除去
(6)タンパク質や繊維質の摂りすぎ注意
(´・Д・)」これらは私が【カンジダ治療中】に気を付けていたことです。
私ならリーキーガットの患者さんに【プロテイン、繊維質、発酵食品】などは【積極的】には勧めません。
これらは完全に除去することは出来ません。
あくまでも腸に負担を掛けない程度に【低減】するということです。
三大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質)などを少しずつバランスよく【腹八分目】と言う意味です。
三大栄養素は、人間のエネルギーの基、筋肉、骨格、神経やホルモンの材料にもなります。
ですから【腸に負担にならない程度にバランス良く腹八分目】なんです。
あと【igG抗体検査】の結果による【アレルゲン除去】についての考え方についてです。
(´・Д・)」検査結果から、どの範囲まで除去するかが問題なのです。
igG抗体検査による抗体検査結果から、食品を除外すると【栄養不足】になると注意を促す団体や医師がいらっしゃいますよね。
本当に【栄養不足】になるのでしょうか?
私は【栄養不足になる】という言葉を不思議に思っていたのです。
でもやっとその意味が理解出来たのです。
先日の統合医療展のセミナーで【igG抗体検査】の検査結果を見ながら先生が話されているのを聞いていて何となく意味が理解出来たのです。
igG抗体反応食材(アレルゲン)の【全てを除外】したら【栄養不足】となると言っているようです。
意味がやっと理解出来たのです。
ここでまず【igG抗体検査】の画像をご覧頂けますか?
よく見ると棒グラフの背景が色分けされているのが分かりますか?
【色分けの意味】
・緑・・・重要ではない
・黄色・・・低い
・薄オレンジ・・・中度
・濃いオレンジ・・高い
(´・Д・)」この色分けは【食物抗原スケール】別になっています。
この【食物抗原スケール】別の色分けの意味を理解していれば『こんなに避けきれない!避けたら栄養不足になる!』なんて言わないと思います。
みんな【栄養不足】になるって、何言ってるのか私は不思議に思っていたが、、、、、、どうも抗体反応が出た棒グラフの【全ての食物を避ける】と栄養不足になると言っているのだと理解出来ました。
(^◇^;)【食物スケール】別の色分けに沿ってアレルゲンを除外するのだからアレルゲンは【多くはない!】はずです。
【食物スケールの読み方】
(緑・・・重要ではない)
・重要ではない
(黄色・・・低い)
・毎日続けて食べない。2~3日に一度程度、間隔をあけて摂取
(薄オレンジ・・・中度)
・乳製品に関しては、中程度でも控えて下さい。
・その他の食品は一週間に2~3回程度の摂取であれば問題がない
(濃いオレンジ・・高)
(緑・・・重要ではない)
・重要ではない
(黄色・・・低い)
・毎日続けて食べない。2~3日に一度程度、間隔をあけて摂取
(薄オレンジ・・・中度)
・乳製品に関しては、中程度でも控えて下さい。
・その他の食品は一週間に2~3回程度の摂取であれば問題がない
(濃いオレンジ・・高)
・しばらく食事に取り入れず、摂取を控えて下さい
(´・Д・)」その他の注意点として!
・アレルギー反応が出た食品が原材料の加工食品に注意。
(例、卵→はんぺん、ハムなど)
あと【タンパク質食品】に対して高反応が出た場合は、代替食材で補うのがベスト。
タンパク質は人間のエネルギーの基になる【三大栄養素】の一つです。
その他、筋肉、骨格、神経やホルモンの材料にもなります。
タンパク質にアレルギー反応が出たからと言って【除去】するだけでではなく【代替食材】でタンパク質を摂らねばなりません。
(´・Д・)」ただし、腸に問題を抱えている場合は、代替食材のタンパクを一度に食べ過ぎたりすると、腸への負担となってしまいます。
とにかく!
【濃いオレンジ・・高】のゾーンを食事から除去するだけですから【少ない】と思います。
息子の場合は【濃いオレンジ・・高】ゾーンの数はたった【2個】です。
先日受講したセミナー講師の先生の【igG抗体検査】についても【6個】くらいです。
(1カゼイン、2チーズ、3メロン、4昆布、5牡蠣、6卵)
セミナーの先生は『こんなに避けきれません』と話されていましたが、、、、、。
私は(^◇^;)???どうして?
【チーズやメロンや昆布や牡蠣】などは全然食べなくても問題ないと思います。
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ『メロンが手放せない~』ってことなら別ですけどねっ。
【カゼイン】についても、代替食材がありますし。
(´・Д・)」だから【アレルゲンを簡単に避け切れる】のです。
そもそも【緑・・・重要ではない】は避けなくても大丈夫ですし!
私が避けるのは【濃いオレンジ・・高】ゾーンだけです。
なる程ねっ【igG抗体検査】のアレルゲン食品を除去したら【栄養不足になる】と言っている意味がよく分かりました。
もしかしたら、全部除去すると思っているのかな?
こうゆう表やグラフの【小さな注意書き】って結構大切な事が書いてあるんです。
この件に関しては、再度簡潔にまとめたいと思います。