腸内細菌の理想的なバランスをご存知ですか?
これが健康な人の細菌バランスです。
これが健康な人の細菌バランスです。
【善玉菌15%、悪玉菌10%、日和見菌75%】
悪玉菌よりも善玉菌の方が若干多いというのが特徴です。
善玉菌と悪玉菌の、その差はたったの5%なんです。
身体の100%の細菌のうち、善玉菌と悪玉菌はたったの25%なんです。
残りの75%が【日和見菌】となります。
この日和見菌は、健康時には【中立的で悪さをしない菌】なのですが。
善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、比率が高い菌と同じ働きをするという、厄介な細菌なんです。
ですから善玉菌の比率を悪玉菌が上回ると、75%の日和見菌が【悪玉菌と同じ働きをする】ということになるのです。
その善玉菌と悪玉菌の勢力関係は、たった5%で崩れてしまうのです。
しかし日和見菌って変な名前だと思いませんか?
【日和見】の意味はこうゆうこと。
・有利なほうにつこうと、形勢をうかがうこと。
・有利なほうにつこうと、形勢をうかがうこと。
この日和見菌による感染を【日和見感染】と言います。
【日和見感染が起こる要因】
・免疫力低下。
・加齢に伴う体力減衰。(老化)
・ストレス
・病気や手術跡
【代表的な日和見菌】
・バクテロイデス
・連鎖球菌
・大腸菌(無毒株)
【日和見菌は病気を引き起こす】
・通常は、宿主の免疫力によって病原性が抑えられている。
・宿主と病原体との間で保たれたバランスが宿主側の抵抗力低下により崩れ、発病に繋がるものである。
・日和見感染を起こすものには薬剤耐性を獲得しているものも含まれており医学上大きな問題になっている。
このようにストレスや病気などが【日和見感染】を引き起こすきっかけとなるのです。
カンジダは細菌ではなく【真菌】です。
腸内細菌のバランスは【善玉菌15%悪玉菌10%、日和見菌75%】という事ですが【真菌】は、どうゆう位置付けになるのでしょうか?
真菌と腸内細菌の位置付けを知るために、腸の役割を整理してみます。
【主な腸の役割】
・化学物質や不要なものの排泄
・腸の免疫細胞が外的(細菌、ウィルス、真菌)を排除
・ビタミンの生合成
・セロトニンやドーパミンの合成
ですからプロバィオティクスを外から摂取することは、直接的に【真菌】に働きかけるのではなく間接的に働きかけていることになるのです。
プロバィオティクスにより腸内細菌のバランスを整えて【免疫力をアップ】させて、真菌を抑制するという順番になります。
決してプロバィオティクスが直接的に【真菌】に働きかけるのではありません。
このように考えると【日和見感染】は、ストレスや病気による腸内細菌のバランスの崩れが原因なのであれば!
まず【真菌感染症】がある限りプロバィオティクスを摂取しても日和見菌の勢力を変えるのは難しいと考えられるのではないでしょうか。
あくまでも【プロバィオティクス】は【細菌バランス】に直接的に働きかけることであり、【真菌対策】としては間接的なアプローチにしか過ぎません。
真菌感染症が存在する限り、免疫力を上げることも腸内細菌のバランスを整えることも厳しいのではないかと感じました。
息子は、長い間プロバィオティクスの摂取を続けていましたが、結局【OAT有機酸検査】により真菌感染にも侵されていると分かったのです。
ですからプロバィオティクスを摂取したものの【腸内細菌のバランス】だけでは解決出来なかったのではないかと思っています。
結果として、息子の場合は先に【抗真菌療法】により、外堀である【真菌退治】を行なった上で、現在【宮入菌(ミヤBM)】で腸内細菌のバランスを整えております。
ですから一番大切なことはプロバィオティクスは【腸内細菌のバランス】を整える対策であって【真菌(カンジダ)】には間接的に働くことなのです。
日和見菌は勢力の強い方へなびく菌です。
しかも善玉菌と悪玉菌の、たった5%の勢力争いによって75%の日和見菌が動いてしまうのです。
【日和見菌の勢力を味方に付ける方法】
・プロバィオティクスで善玉菌優勢にし日和見菌を味方に付ける。(内堀通り攻め)
・【抗真菌剤】で真菌を退治して腸内細菌のバランスを整える。(外堀攻め)
・ストレスをなくす。
・免疫力を強化する。
・悪玉菌を減らす。
プロバィオティクスは【真菌(カンジダ)】に対しては間接的なアプローチになりますが!
ですから腸内細菌のバランスを整えて免疫力をアップすることで【真菌(カンジダ)】をやっつけるか!(内堀通り攻め)
私は増えてしまった【カンジダ(真菌)】は、免疫力だけではどうにもならないと思います。
やっぱり【抗真菌療法】だと思います。
だって風呂の【カビ(真菌)】を思い浮かべて下さい。
あの手強いカビが体内に寄生してるんですから、薬剤を使わず撃退する事がどれほど難しいことか!
結局は、日和見菌は真菌感染症という疾患がある限り、免疫力は弱い状態には変わりないと思うんです。
そんな状態でプロバィオティクスを摂取しても追いつかないと考えるならば【抗真菌剤】で外堀から治療を始めるという考えも一つの方法ではないでしょうか。
息子の場合は細菌だけでなく真菌の問題もありました。
プロバィオティクスの摂取を長らく続けてはいましたが、イタチごっこだったようです。
結果として【外堀り攻め(抗真菌剤)】で真菌をやっつけた後でプロバィオティクスとゆう順番が功を奏しました。
ただし日和見感染を起こすものには【薬剤耐性を獲得(耐性菌)】しているものも含まれており医学上大きな問題となっているのです。
ある意味【ナイスタチン(抗真菌剤)】で除菌が成功したことはラッキーだったと思っています。
そして【除菌治療】に使用する薬剤を間違えると余計に悪玉菌が増えてしまいます。
抗生物質(抗菌剤)などは【細菌】をやっつけます。
ターゲットが細菌ですから善玉菌などもやっつけてしまいます。
そして抗真菌剤は【真菌】をやっつけます。
同じ除菌治療でも除菌対象が【細菌か真菌】かなのかが重要となります。
除菌の際に【抗真菌剤】と【抗生物質(抗菌剤含む)】を間違えると後々面倒なことになるのです。
腸内細菌全てを排除しちゃいけないのです。
腸内細菌の【バランス】を守ることが【健康】と言えるのです。
【抗生物質】を摂取すると後々悪玉菌が急激に増殖してしまうのです。
結果として腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。
筑波大学のマウスの実験では、抗生物質を投与後、悪玉菌が2週間で100倍に増えたそうです。
あと腸内細菌は精神症状にも大きく影響するのです。
【ストレスには様々ある】
1.物理的ストレッサー(温度、光、音、)
2.科学的ストレッサー(タバコ、臭気、ホルムアルデヒド、環境ホルモン)
3.生物学的ストレッサー(細菌、ウィルス)
4.心理的ストレッサー(不安、怒り、喜び、悲しみ)
5.社会的ストレッサー(横の関係/職場、家族・立ての流れ/ライフスタイルの変化、就職、転居、結婚、離婚)
(´・Д・)」このようなストレスにより、腸内環境のバランスが崩れます。
有害重金属などもストレッサーとなります。
ウィルスや真菌は人間の免疫力を弱らせるために重金属を抱合して人間の細胞に寄生するのです。
ストレスを排除するとは精神面だけでなく、物理的、科学的なアプローチも必要となるのです。
では、悪玉菌を減らすには?
脳内の伝達物質は腸で作られるのです。
【脳内伝達物質】
・セロトニンやドーパミンは腸で作られる。
・セロトニンは腸のなかに90%ぐらいある。
・脳にセロトニンはたった2%しかない。
・その2%のセロトニンが少なくなると、鬱病になる。
・セロトニンを腸内細菌が脳に運びます。
このように腸内細菌のバランスは【精神のバランス】でもあるのです。
そのバランスの鍵を握るのが一番比率の高い【日和見菌】が、どちらの味方をするかなんです。
では日和見菌を味方につける対策をまとめました。
【日和見菌を味方に付ける対策】
【脳内伝達物質】
・セロトニンやドーパミンは腸で作られる。
・セロトニンは腸のなかに90%ぐらいある。
・脳にセロトニンはたった2%しかない。
・その2%のセロトニンが少なくなると、鬱病になる。
・セロトニンを腸内細菌が脳に運びます。
息子はリーキーガットだったのですが【OAT有機酸検査】の検査項目にセロトニンについて調べることが出来るのですが、やはり少なかったんです。
腸内環境が悪いとセロトニンも作られないのです。
ですが【抗真菌剤】による除菌治療後は、数ヶ月もしないうちに
意欲も増し、やる気も増し、自閉も低減、記憶力もアップしたのです。腸内環境が悪いとセロトニンも作られないのです。
ですが【抗真菌剤】による除菌治療後は、数ヶ月もしないうちに
このように腸内細菌のバランスは【精神のバランス】でもあるのです。
そのバランスの
では日和見菌を味方につける対策
【日和見菌を味方に付ける対策
・善玉菌を増やす(内堀攻め)
・抗真菌療法を行う(外堀攻め)
・悪玉菌を減らす
・ストレスを減らす
実は、ストレスには沢山の種類があるのです。
【ストレスには様々ある】
1.物理的ストレッサー(温度、光、音、)
2.科学的ストレッサー(タバコ、臭気、ホルムアルデヒド、環境ホルモン)
3.生物学的ストレッサー(細菌、ウィルス)
4.心理的ストレッサー(不安、怒り、喜び、悲しみ)
5.社会的ストレッサー(横の関係/職場、家族・立ての流れ/ライフスタイルの変化、就職、転居、結婚、離婚)
(´・Д・)」このようなストレスにより、腸内環境のバランスが崩れます。
有害重金属などもストレッサーとなります。
ウィルスや真菌は人間の免疫力を弱らせるために重金属を抱合して人間の細胞に寄生するのです。
ストレスを排除するとは精神面だけでなく、物理的、科学的なアプローチも必要となるのです。
では、悪玉菌を減らすには?
悪玉菌の栄養源(悪玉菌を増やす)→【タンパク、脂肪】
悪玉菌対策(悪玉菌を減らす)→【低タンパク、低脂肪】
(´・Д・)」悪玉菌を減らすには【低タンパク、低脂肪】となるのです、やはり【和食】がいいのかもですね。
そして善玉菌を増やすには?
それにはプロバィオティクスを外から摂取することが必要です。
しかし乳酸菌は胃酸に弱いものが多く、なかなか腸内に定着出来ないのです。
しかし【酪酸菌(宮入菌)製剤】胃酸に強く各種抗生物質と同時投与しても腸管内において発芽、増殖することが確認されています。
あくまでも【酪酸菌(宮入菌)製剤】であり、医師処方のミヤBMなどの粉末の生きた酪酸菌のことになります。
市販の乳酸菌は様々あります。
はっきり言って、あらゆるものを試してきました。
製造過程において加熱、圧縮している製品などもあり、乳酸菌の効果がどれほど残っているのか疑わしいものも多々あるように感じました。
このように【感染症戦略】を成功させるには【日和見菌】の勢力が重要な鍵となるのです。
何事も【バランス】が大切なのです。
とにかく色んなことが面倒くさい人は!
ポイントは【抗真菌剤、和食、宮入菌(医師処方)】ですかねっ(^.^)
腸が治れば、わざわざビタミン剤を摂取しなくても【腸でビタミンを生合性】出来るんです。
腸で作られるビタミン。
【葉酸・パントテン酸・VB2・VB6・ビタミンK・ビオチン】です。
そして抗精神薬を摂取しなくても脳内伝達物質が腸で生合成されるのです。
【セロトニン・ドーパミン】
【どんな薬も腸内環境に勝るものなし!】