診察拒否をした医師が私にこのように言いました。
『私は、長年の経験でわかるんだ、、、、』
『見ればわかる。』
『血液検査をした所で何も異常は出ないだろう!』
『検査が出来ないじゃなくて、やらないんだ!』
(´・Д・)」などと、医師に言われた事があります。
この時私は、シンプルに、ただこう言っただけ、、、。
(1)『血液検査をして下さい。』
(2)『肝機能を調べたいんです。』
(3)『何故、聴診器も当てずに見ただけで異常が無いと言えるのですか?』
(4)『解析出来る方がいらっしゃらないのですか?』
(5)『血液検査の結果だけ下されば、自分で解析しますから、血液検査をして下さい!』
(´・Д・)」この返事が何と!
医師『長年の経験で、血液検査なんてしなくても異常がないことは見ただけでわかるんだ!』
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ【神】です!
( ̄Д ̄)ノ見ただけで分かるんです。
こんな身近に患者に触れずに見ただけで診察出来る【名医】がいるなんて、驚きました。
そして私は、このように答えました。
( ̄◇ ̄;)この時点で、この医師と話しても時間の無駄だと思ったんです、、、、、。
私『先生が検査をして下さらないのであれば、専門病院の紹介状を書いて下さいませんか?』
医師『専門病院というのはねぇ~もっと重篤な患者が診て貰うための病院なんだよ!』
医師『だから紹介状なんて書けない!』
私『じゃあ、何処でなら血液検査をしてくれるのか?』
医師『一般的には、順天堂などの内科に行って、そこで次に何処の科が適しているかと言う具合に進めるもんだ!』
私『そうゆうのを【たらい回し!】って言うんですよね!』
Σ( ̄。 ̄ノ)ノこの【トドメの一撃】で、医師が私に一言言いました。
医師『ちょっと息子君は、診察室の外に出てくれるかな?』
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ【息子君は、診察室の外へ出てくれるかな?】、、、、、ですよ~怖くないですか?
ヤンキーが喧嘩する時に【お前!表に出ろや~!】って言うじゃないですかぁ~
それと同じです!
しかも!【大の大人!】
そして【医師!】と言う立場!
情けないのが、相手がか弱い【女】相手です!
( ;´Д`)この後、診察室で二人きりになり【メチャクチャ説教】をされました。
【たらい回しじゃないですか!】って言葉で【スイッチON!】しちゃいました。
でも血液検査もせず、聴診器も当てずに【長年の経験でわかる】なんて【主観的な診察】も甚だしいもいいとこです!
近所の方のお子様は、身長が殆ど伸びなくて。
膝の関節が曲がりにくくて、正座が痛くて出来なかったんです。
最初に内科に行って、、、、、、次々と色んな科に誘導されて【ミトコンドリア不全症】だと分かるまで5年も【たらい回し】だったんです。
今は、背も伸びて膝の関節も柔軟になり、テニス部に入って楽しそうに過ごしています。
(´・Д・)」そうゆうのを見ているから【たらい回し!】って言っちゃったんだけど、、、、。
ズバリ【当たり!】だったから医師もカチンと来たんだと思います。
私は1月に【統合医療展】に行きますが。
『たらい回しって悲しくないですか?』
だから【統合医療】なんです!
【統合医療】を提唱したのはアンドリュー・ワイルです。
現在もご存命で、サンタさんみたいに真っ白い髭が素敵なんです。
20世紀になり、医療の主流となったのは【近代医学】です。
しかし!必ずしも万能ではありません。
私達は、合成された医薬品や手術に頼っていますが、同時に薬害や副作用なども数多く出てきたりしています。
だが近代医学は、良い所もあります。
近代医学は、緊急な治療、怪我、手術などを得意領域としています。
(´・Д・)」私も喘息の発作が出た時や酷い生理痛の時に何度も助けられました。
息子だって、乳酸菌だけでは感染症を治す事ができませんでした。
【抗真菌薬】の助けが必要でした。
しかし近代医学は、慢性疾患、ストレス、心のケアに関しては不得意です。
これら近代医学は確かに【不得意分野!】でした!
息子の精神症状、感染症、患者に対する心のケアなど、まるで駄目でした。
反対に代替療法は、慢性疾患、予防、心のケアなどを得意領域といています。
しかし代替療法だけでは、息子の感染症は治せませんでした。
しかし、睡眠障害、精神症状、代謝異常などの治療に関しては、代替療法に助けられました。
このように【お互いの長所を生かすことで互いの短所がカバーされます】
そして、患者にとって有益な医療の形になるというのが【統合医療】の考え方です。
(´・Д・)」決して、どちらか一方を排除することではありません!
しかし、まだまだその道のりは遠いようです。
それまでは、患者自身がそれぞれを賢く使い分けたり、併用するしかありません。
だから自分で【選択】するんです。
この【選択】が又難しいのです。
【人命のかかった間違いの許されない選択なのです】
この【選択】において、最善の答えを出すために史上で初めて19世紀に【統計学】を使い万単位の人命が救われたそうです。
その、史上初の【統計学】を使った学問が【疫学】です。
【疫学とは】
・原因不明の疾病を防止する為の学問のこと。
19世紀のイギリスで【コレラ】が大流行して十数万人もの死亡者を出したそう。
あらゆる医師や知識人が【主観的】な意見を出し合うが、コレラは沈静化しなかったそうです。
その知識人や医師の意見(主観的)とは、、、、。
・消臭剤。(街が臭いからだ!)
・下水を整備し汚物を川へ流した。(臭い地域だから、匂いだけでなく汚物を排除しよう!)
などと様々な主観的な対策に時間をかけるものの、知恵を絞ったアイデアも、時間と労力を消費するだけで、無駄か余計に悪化したそうです。
しかし【疫学の父】ジョン・スノウは違った!
・コレラで亡くなった人の家を訪れ、話を聞いたり付近の環境をよく観察した。
・同じような状況下でコレラにかかった人と、かかっていない人の違いを比べる。
・仮説が得られたら、大規模にDATAを集め【コレラの発症/非発症】と関連していると考えられる『違い』について、どの程度確からしいか検証する。
そしてスノウは、調査した結果をレポートにまとめた。
・【水道会社A利用者】か【水道会社B利用者】
・それぞれの水道会社利用者別のコレラによる死亡者数と1万件辺りの死亡者数。
(ジョン・スノウの『コレラの伝染様式について』)
このレポートによって、水道会社Aを利用している家々で8.5倍も死亡者が多いことを調べ上げたそうです。
(´・Д・)」そしてスノウが出した解決策は!
【水道会社Aの水を暫く使うのをやめる。以上!】とシンプルに解決に至ったそうです。
結局の所、水道会社Aの水は、テムズ川から採流していたそう。
そして、そのテムズ川に【主観的】な考えで町中の汚物を垂れ流していた知識人の行為によって【コレラ菌がばらまかれた】ことが後に分かったそうです。
(´・Д・)」ほらみろ!主観だけに頼るとこうゆうことになるんです。
しかし、スノウの主張は【科学的ではない】あるいは【確実な証拠がない】として学会や行政から退けられたそうです。
このように【主観的な判断】と言うのは、理屈としては一見正しくても、無益、有害であることも多い。
人間の体には、不確実性が多い!
DATAを基に生理学的な理屈の上では正しくても、治療効果が示せなかったり。
経験と権威に基いて判断していた治療法が間違っていたり。
やはり医師の経験と勘だけでなく、データや解析結果(エビデンス)に基づくことで最も適切な判断をすべきだという考え方が、今や主流となります。
【エビデンス】という考え方が世界的に広まったのが、1980年代~90年代にかけてだそうです。
(´・Д・)」ただし!
この【エビデンス】自体が今や【営利目的】に使われていています!
そして代替療法などにおいての【数々の実績】は、エビデンスとしてカウントされていないように思います。
だから【エビデンス】そのものに対しても、本物かどうかを【選択】しなければなりません。
【主観的な意見】も腹がたつが!
【営利目的のエビデンス】にも腹がたつ!
こうなりゃ、自分で【エビデンス】を積み上げるしかありません。
溢れる情報の中で何が【真実】なのか選択しなければなりません。
そして【誰】を信じたらいいのでしょうか?
(^◇^;)ホント、困りますね~